中村学園大学・中村学園大学短期大学部

    2024年8月10日に、「グローバル教員養成プログラム」（Global Teaching Experience Program: G-TEP）のメルボルン研修参加学生を対象とした、講演会が行われました。

    講師に、2020年4月より3年間メルボルン日本人学校で勤務された、筑前町立東小田小学校主幹教諭の佐藤糸子先生をお迎えし、「オーストラリアでの日本人学校と教育の現状」というタイトルで講演していただきました。日本人学校の教育と環境や、日本とオーストラリアの教育の違い、学生にやっておいてほしいこと、またメルボルン日本人学校に子供を通わせた保護者としての目線から思うことなど、佐藤先生の貴重な経験をもとにお話ししていただきました。この講演会を通して新型コロナウィルス感染症流行初期のオーストラリアでの生活や、私たちが知らなかった日本とオーストラリアの違いについて知ることが出来ました。

    参加した学生からは、「日本の教育を異国の地で受けさせたいと考える保護者側の気持ちが分かった」という声や、佐藤先生の現地でのお話を通して、「メルボルン研修で新しい価値観や自分の考え・見方を見つけたい」という声が寄せられました。

    この講演会で新たに得た知識を使いながら、メルボルンの現地校に通う子供たちへ行う授業の準備を進め、より子供たちに楽しんでもらえる授業を作っていきたいと思います。

教育学部　児童幼児教育学科　2年　荒武　凜