フィンランドからようこそ*いっしょにあそぼう ~Saraさん、佐々木ゼミ、山田ゼミで「色付き鬼」とフィンランドの絵本の読み聞かせ~
11月15日、教育学部の佐々木ゼミ9名、山田ゼミ8名とフィンランドからの留学生サラさんが、大学付属の壱岐幼稚園の特別預かり保育「いきっこランド」に参加しました。「色付き鬼」とフィンランドの絵本の読み聞かせをしました。
以下、参加した学生のレポートを紹介します。
子どもたちに色鬼遊びを通して、外国語にふれ、言語表現のおもしろさを知ってほしいと考えました。色鬼の「色」を日本語で呼んで遊んだあと、英語とフィンランド語を書いた色のパネルを見せると、すぐに理解をした子どもたちは、鬼に捕まらないように一生懸命色を探し、園庭中をかけ回って遊んでいました。色鬼の後はフィンランドからの留学生サラさんがフィンランド語で読み聞かせをして、他国の言語に触れる機会となりました。(教育学部3年 山田ゼミ 中川 亜湖)
It was nice to see children so interested in my culture it seemed like they really enjoyed hearing the moomin story❤️(Sara)
子どもたちが、私の国の文化に興味をもってくれてとてもうれしかったです。(フィンランド語で読んだ)ムーミンの絵本をとても楽しく聞いてくれたようでした。(サラ)
鬼ごっこという子どもたちにとって身近な遊びを通して日本語、英語、フィンランド語の3つの言語に触れることができる活動を考えました。子どもたちがゼミ生と一緒に楽しそうに遊ぶ姿を見ることができて嬉しかったし、私自身も活動を楽しむことができました。また機会があれば是非一緒に活動をしたいと思います。ありがとうございました。(教育学部3年 佐々木ゼミ 松藤 陽)
色鬼を外国語でやってみることは初めてでしたが、子どもたちでも理解しやすい工夫を取り入れ、学生も一緒に外国語に触れながら活動を楽しめたと思います。
工夫点として、色画用紙に外国語の色の名前を書いたパネルを作り、子どもたちに見せながら活動を行いました。色鬼をする前に外国語の色の共有を子どもたちと行いました。サラさんの後に続いて発音することを楽しむ子どもが多く、特に英語の色をよく知っているようではりきって話す子どもの様子が印象的でした。色鬼で外国語の色の提示があっても「簡単!」と言いながら色を探して走る子どももいて、遊びの中で自然と外国語に触れて楽しむことができていたと感じます。
サラさんのフィンランド語での絵本の読み聞かせは、聞き馴染みのない言語でしたが普段聞く機会のない言語で、貴重な読み聞かせだったと思います。子どもたちはムーミンの絵本を見ながら耳でフィンランド語に触れ、日本語とは異なる言語の発見になったようでした。(教育学部4年 山田ゼミ 山本 萌絵)