中村学園大学・中村学園大学短期大学部

清掃ボランティアを通して、自分と仲間、地域の良さを発見!

2024年11月29日

10月24日(木)、教育学部1年生・24E4クラスが記念すべき第1回目のボランティア活動などを実施しました。この活動は、清掃や地域との交流を通じてクラスの団結力を深めるとともに、参加学生一人ひとりの主体性を育むことを目的としています。

活動のきっかけは、後学期1回目の「スタディ・スキルⅡ」の授業時における、「クラスで何か意義のある取り組みができないか」との学生からの提案です。その後、毎週木曜日の授業の限られた時間を利用してクラス全員でアイデアを出し合い、清掃活動を中心とした計画を進めてきました。各班で清掃する場所を決め、目的や意識を共有しながら準備しました。

当日は、「あいさつを大切にする」「ポジティブな発言を心がける」「活動中の様子を記録する」「多様な視点で街を見る」という4つの目標を掲げ、大学構内だけでなく、周辺の小学校、高校、駅、公園や川沿い、広いエリアで清掃活動を実施しました。この活動を通じて、普段目にすることのない地域のゴミの種類や量を知るとともに、日常的に清掃を行っている地域の方々の存在に気づき、地域社会への感謝や理解が深まりました。

活動を終えた学生らからは「楽しかった」「街を違った視点で見ることができた」「地域の方々との会話を通じて新しい発見があった」といった感想が聞かれました。活動を通じて多くの笑顔が見られ、クラスメイトとの団結力も一層強まったと感じています。また、自分たちで計画を立て実行するという経験が自信につながり、大学生活で希薄になりがちな信頼関係や絆を深める貴重な時間となりました。

次回は付属幼稚園をはじめ、地域の子どもたちとの交流活動を企画する予定です。今回の経験を踏まえ、活動内容をさらに発展させ、より多くの人々とつながりながら、クラス全員が主体性を持って取り組めるよう努力していきます。
このボランティア活動を通じて、行動に移すことの大切さや地域とのつながりの重要性を改めて実感しました。今後もクラス全員で意識を高めながら、先生方と協力して活動を続け、より豊かな経験を積んでいきたいと思います。

リーダー:松下 絢、副リーダー:井上 蓮志朗・星野 紗希