ミニ運動会で縮まる距離感 ― 桧垣ゼミ
2025年6月2日
桧垣ゼミでは毎年、運動会の「在り方」について考え、授業内で意見交換を行っています。その学びも生かし、5月16日、3年生の歓迎と3、4年生の交流を目的に『ミニ運動会』を開催しました。身体表現が専門のゼミならではの工夫として、創作したウォーミングアップやジェスチャーゲームを取り入れ、みんなで楽しく体を動かしました。初対面でも自然と会話が生まれ、仲間との距離が縮まる、運動会にはそんな力があるようです。
チームに分かれて行われた今回のミニ運動会は、ダンス、ドッジボール、ジェスチャーゲーム、大玉転がしと仲間との協力やコミュニケーションが求められる種目が中心でした。種目のたびに繰り返しコミュニケーションを取る形となり、先輩方からダンスを教わり一緒に踊ったり、ペアやグループで種目に臨んだりする中で、徐々に関わりが深まっていきました。開始前は、楽しみよりも緊張や不安の方が大きかったのですが、コミュニケーションを取っていくうちに、自分でも不思議なくらいに緊張がほぐれ、自然と会話を交わしていました。先輩方とはもちろんのこと、三年生同士でも、壁がより薄くなっていったと感じました。ミニ運動会の前後を比べてみると、表情が明るくなったり、積極的にコミュニケーションを取ったりするなど、変化を感じる場面がいくつもありました。運動会は一緒に体を動かすだけでなく、仲間との関係を深めてくれる場でもあると改めて感じました。この学びを、今後のゼミ活動や教育の場にも活かしていきたいと思います。
教育学部3年 桧垣ゼミ 森山 侑太郎