中村学園大学・中村学園大学短期大学部

保護者と語り合う「おしゃべりカフェ」を実施しました

2025年10月27日

「保育内容総論」(野中 千都准教授)の授業の一環で、保育者を目指す学生が、大学付属あさひ幼稚園にて園児の保護者と語り合う「おしゃべりカフェ」を実施しました。
この取り組みは、保育現場における保護者とのコミュニケーションを通して、家庭での子どもの様子や保護者の思いを理解し、家庭と連携した保育内容の展開について学ぶことを目的としています。授業担当教員が付属園の園長も務めていることから実現した、学びと保育現場をつなぐ貴重な企画です。

4年生69名が、13名の保護者の方々とお茶を囲みながら、子育ての喜びや悩み、保育者への期待など、さまざまなお話をうかがいました。どのグループも終始笑い声が絶えず、学生と保護者が自然体で語り合う様子が見られました。

参加した保護者からは、「皆さん真面目で、一生懸命に話を聞いてくれて、とても好印象だった」というお言葉をいただきました。
学生から、新任の保育者が保護者にどう映るか、保護者との信頼関係の築き方についての質問が多くありました。保護者からは「若い皆さんは最新の保育を学んでいる。自信をもって、もっと自分を出していい」、「ワークライフバランスやプライベートの時間も大切にして、長く活躍してほしい」という励ましの言葉も寄せられました。

学生からは、「自分の個性も大切に子どもと保護者に寄り添うことのできる保育者になりたい」、「笑顔と元気を忘れず、失敗を恐れないで挑戦したい」という感想がありました。保護者の皆様のあたたかなまなざしと率直なお言葉をいただき、大きな自信につながりました。