中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「日本生物教育学会九州支部研究会」にて新井ゼミの学生が口頭発表を行いました

2025年12月1日

新井ゼミ4年の真庭由佳さんが2025年11月30日(日)に日本生物教育学会九州支部の研究会に参加し、「虫嫌いの要因を探る質的研究ー教員を目指す学生を対象としてー」という題名で口頭発表を行いました。 
 
以下は学生の感想です。 

昆虫などの虫の観察は、幼稚園や小学校で頻繁に行われます。しかし、多くの大学生は虫を苦手としています。私は、このような虫が苦手となる要因を知ることで、将来幼稚園や小学校の先生となった時に、子どもたちと積極的に虫に関われるためのヒントを得られるのではないと考え、これを卒業研究のテーマとして研究してきました。その結果、虫嫌いとなるパターンが3つ検出され、かつその要因も明らかとなりました。さらに、その調査の中で、虫嫌いが改善するパターンも検出されたことは、非常に意義のある結果となったと思います。口頭発表では、このことについて大学や現場の先生方に多くご意見をいただくことができました。 
たった1年半の研究であり、データとしては不足している部分もありますが、このように大学や現場の先生方に研究成果を発表でき、多くの意見をいただいたことは、大変良い経験になりました。また、教育をより良くするという共通の目標をもって、現場や大学の先生方が共に議論し合う研究会での空気は、大学での講義では得られない充実感もありました。 
新井ゼミ 4年 真庭由佳