中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「キャリア形成演習」~本学卒業生 料理研究家 佐藤彰子様~

2023年6月7日

フード・マネジメント学科の「キャリア形成演習」の授業では、自己のキャリア像の形成を目的に、食産業の第一線で活躍するその道のプロや本学の卒業生をゲストスピーカーに招きしています。
5月26日、本学栄養科学科ご卒業生の料理研究家、佐藤彰子様に登壇いただきました。佐藤様は、本学を卒業後、市内クッキングスクールの料理講師・マネージャーを経て、料理研究家として活動されています。また、糸島を中心に、現在毎週約60名の子ども達を対象に料理教室を開催しています。
以下、学生の受講レポートを紹介します。

この度はお忙しい中、私たち参加者の大変ためになるお話や資料をご準備いただき、誠にありがとうございました。講義を受けた際に、たくさんのことを学ぶことができました。
佐藤さんは、子供たちを指導する上で大切なこととして、「求められることばかりしたら疲れる、追われてしまう」という言葉を挙げられました。自分がやってみたいこと、自分が得意なことを中心に、続けることが大切だということです。私も、子供たちに料理の楽しさを伝えるには、自分自身が楽しんでいることが必要だと感じました。
また、佐藤さんは、自身が今の仕事に就くまでの経緯について、人とのご縁が重要だったとお話しされました。私自身も、この講義を受けることができたのは、人とのご縁があったからこそだと感じました。今後も、人と接することを大事にし、人とのつながりを続けていきたいと思います。
商品開発についてですが、新しい商品を開発する際には、商品がより多くのお客様のニーズに応えるようにすることが大切だとおっしゃっていました。私自身も、新しいメニューやレシピを開発する際には、子供たちが楽しみながら学べるように、彼らの興味や好奇心に応えるように心がけたいと思います。
最後に、佐藤さんは「人生自分のしたいように生きたい」とおっしゃっていました。私自身も、今後の人生をどう過ごすか考えるときに、この言葉を思い出してみたいと思います。学生である私にとっては、まだまだ人生の選択肢が広がっています。今回の講義を通じて、自分自身の将来像や、目標を明確にすることが大切だと感じました。そして、人との縁を繋いでいくことで、様々な可能性を広げていきたいと思います。

フード・マネジメント学科3年 友納 士恩