高大接続探究学習ワークショップ~食をUPDATE~を開催しました
9月9日、高大接続探究学習ワークショップ~食をUPDATE~を開催しました。
今回はフード・マネジメント学科 眞次一満准教授が講師となり、「世界人口100億人!食料供給をどうするのか~タンパク質クライシスを考える~」をテーマに、
高校生と食の専門的知識を学ぶ大学生が、ともに学びました。
生命維持に欠かせない栄養素である「タンパク質」。眞次准教授の講義では、なぜ「タンパク質」なのかについて説明があり、高校生たちは、
「タンパク質クライシス」への対策などについて学び、知識を深めました。
「食」についての深い知識を要するテーマということもあり、高校生は興味深く講義を受けている様子でした。
ワークショップでは、「畜肉」と「魚肉」の2グループに分かれ、下記の6つの視点でディベートを行いました。
「どちらが美味しい?」、「調理がやりやすいのは肉と魚どっち?」、「環境負荷の点では、どちらが軽微?」、「栄養という点では、どちらが勝る?」「保存性という点では、どちらが有利?」、「生産コストという点では、どちらが有利?」という6つの視点から、高校生は考えを出し合いました。
高校生は、大学生からのアドバイスを踏まえながら、意見を考えていました。どちらのグループもそれぞれの立場で、お互いにない意見を出し合い、活発なディベートとなりました。
初対面のメンバーばかりのグループであったため、初めは緊張した面持ちの高校生でしたが、グループワークを通して段々と打ち解けている様子でした。
参加した高校生からは「魚や肉について普段は掘り下げない部分まで学べました。分からないことを大学生が一緒に分かりやすく教えてくれたのでとても印象に残りました。」「他校の生徒や、大学の教授、先輩と交流し、討論できる貴重な体験ができ思い出なりました。」「ディベートで自分とは違う視点が多く見られて勉強になりました。」という感想が寄せられました。