フード・マネジメント学科 「学生のための講演会」が開催されました
2023年10月12日
令和5年10月6日(金)、フード・マネジメント学科「学生のための講演会」が開催され、
日本農福連携協会会長理事 皆川芳嗣様を講師にお招きして『農福連携は日本を救うか?』というテーマでご講演いただきました。
SDGsでは、「誰一人取り残さない」ことが誓われています。講演では、様々な企業や農業法人などが障がい者を雇用している事例を挙げていただき、雇用することが障がい者の社会参加の入り口となる上、企業や農業法人などにとっても働き手の確保が容易になるなど、農福連携がもたらす効果についてお話いただきました。
農福連携という方式は、日本がソフトパワーとして使うことができ、他国の社会問題の解決にも繋がり、さらには世界規模で考えたときのSDGsの実現に一歩でも近づく機会を与えることになるとご説明いただきました。皆川様は、農福連携を日本発の言葉として世界に届けるという思いを持ちながら農福連携の推進にあたっていらっしゃいます。
講演の最後には、「学生の皆さんも農福連携の問題について局外者ではない。皆さんの将来にも関わるため、自分ごととして考えて欲しい」というメッセージが送られました。