津田ゼミ:栄養系学生なら知っておきたい世界の食文化:ネパール編
2024年5月8日
今回の津田ゼミは、流通科学部の池田ゼミとの合同ゼミでした。
池田ゼミで学ぶネパール人の留学生のシュルワル・アニシュさんがネパールの食文化について、日本語で説明してくれました。
ネパールでは、ヒンズー教の影響から、牛や豚を食べることがありません。
また、ネパールのお祭り、ティハールでは、セルロティーというドーナツのようなお菓子と、ブリのタンドール焼き、卵、ササゲ豆、大根のアチャール(漬物)などを食べる、とのことでした。
発表を聴いた後は、3つのグループに分かれて、「アニシュさんの家族が福岡に来て、2泊3日の九州旅行をする予定です。魅力的な旅行を企画してください」というテーマのもとに、旅行を企画して、プレゼンテーションをしました。
Aグループはイチゴ狩りと天神の屋台、熊本城、Bグループは別府、湯布院、サファリパークをまわる大分の旅、Cグループはヤマメ釣りや流しそばなどのアクティビティーと大牟田のグリーンランドを巡る旅を提案したところ、アニシュさんはCグループを選びました。
【参加学生のコメント】
ネパールの方は「ダル」という豆スープが主食の約50%以上を占めていることを聞き、この栄養価の高いスープでタンパク質を摂取していることが分かりました。
宗教的な問題で食べられるものが限られるため、旅行プランを考える際には少し工夫が必要でしたが、アニシュさんがプランを気に入ってくれたので嬉しかったです。
私のアルバイト先にもネパール人の方がいらっしゃるのですが、とにかく物価が安く、美味しいものもたくさんあるので、是非旅行で行ってみて欲しいと言われたことがあります。
そのため、機会があればネパールに行って、ティハールに参加してみたいと思います。
フード・マネジメント学科4年 山下 聡太さん