国内フードビジネス研修Ⅱ:柳川むつごろうランドにて「ムツかけ」を体験しました
2024年8月19日
「国内フードビジネス研修Ⅱ」では、食の生産・加工・流通・販売の各工程における、最先端の工程管理の実態について学びます。生産の現地にて担当者から直接レクチャーをいただくとともに、生産工程の現場を直に見る機会を設け、食品の生産から消費に至るプロセスの理解を深める演習科目です。
8月8日、フード・マネジメント学科の学生34名が福岡県柳川市にある柳川むつごろうランドを訪問し、「ムツかけ」を体験しました。「ムツかけ」とは、干潮時に干潟の上で活動するムツゴロウに針をかけて捕る漁法です。以下、学生のレポートです。
<学生レポート>
ムツゴロウという魚を聞いたことがなく、食べられるのか、どうやって食べるのかなど何も知りませんでしたが、調べてみると、ムツゴロウは有明海と八代海にのみ生息しているとわかり、どこでも釣れるわけではなく貴重な経験だと思いました。非常に気温が高く日差しも強かったのですが、いい経験ができてとても楽しかったです。
釣りはしたことがあり最初は上手くできる自信がありましたが、仕掛けを遠くに投げるのが難しく苦戦しました。でも、どうしても釣りたくて何回も何回も投げては巻く作業を繰り返すと、大きいムツゴロウが釣れて本当にうれしかったです。気づくと一時間半もやっていて、熱中して取り組むことができてよかったと思います。
夜ご飯でムツゴロウの刺身を食べました。普段食べることがなく、また一生懸命釣ったので味は格別においしかったです。ムツゴロウは素焼きや蒲焼にしても美味しいと聞いたので是非食べてみたいと思いました。とても暑い中、髪や顔に泥をつけながらのムツゴロウ釣りはとても楽しかったです。
フード・マネジメント学科2年 中田実花