中村学園大学・中村学園大学短期大学部

国内フードビジネス研修Ⅱ:株式会社徳永製茶様にてお茶の生産工程を学びました

2024年8月19日

「国内フードビジネス研修Ⅱ」では、食の生産・加工・流通・販売の各工程における、最先端の工程管理の実態について学びます。生産の現地にて担当者から直接レクチャーをいただくとともに、生産工程の現場を直に見る機会を設け、食品の生産から消費に至るプロセスの理解を深める演習科目です。

8月9日、フード・マネジメント学科の学生34名が、佐賀県嬉野市にある株式会社徳永製茶様にてお茶の生産工程を学びました。以下、学生のレポートです。

<学生レポート>
徳永製茶様では、お茶の生産工程について学びました。徳永様のお話を聞いて、まずお茶の基本の淹れ方を知ることができたのでとても良かったです。私は幼稚園生の頃一度だけお茶を淹れたことがあったのみで、それ以来お茶を淹れたことがなかったので、今回このような体験ができたことが嬉しかったです。

お茶をおいしく飲むためには細かい手順があることが分かりました。湯呑の7分目程度までお湯を入れ少し待って温度を下げること、湯呑のお湯を急須に入れること、60秒待つこと、最後にお茶を注ぐこと(まわし注ぎ)で、おいしいくお茶を飲めるそうです。また、お茶は温度によって甘・うま味や渋味、苦味が変わることを知りました。最適なのは75℃あたりだそうです。私は、お湯の温度を下げず100度で淹れたお茶の甘・うま味、渋味、苦味の状態が好きでした。自分たちで淹れたお茶はおいしくて特別感を感じられました。

日本の主な茶産地は静岡県や京都府で九州では八女茶や嬉野茶、鹿児島県が有名です。私の地元の長崎県の世知原茶について徳永様に尋ねると、知っているとおっしゃっていたのでうれしかったです。

お茶の成分には甘・うま味にはアミノ酸、渋味にはタンニン、苦味にはカフェインがあることが分かりました。授業でも成分については学んでいたので知っているものが出てきて改めて勉強になりました。

実家に帰ったら、今回学んだことを生かして自分でもお茶を入れたいと思いました!

フード・マネジメント学科2年 本山 栞