中村学園大学・中村学園大学短期大学部

フード・マネジメント学科では、8月26日より集中講義「国内ﾌｰﾄﾞﾋﾞｼﾞﾈｽ研修Ⅰ」が開講しました。これは、醤油や味噌、お酢といった日本古来の調味料から地域特産物を活かした伝統料理を含む「和食」を中心とした日本の食文化について、生産、加工、流通、販売の各分野からゲストスピーカーを招くとともに実際の製造現場を訪問しながら学んでいく授業です。フード・マネジメント学科1年の希望者40名が受講しました。

8月26日、米国ポテト協会担当者より同協会の活動についてレクチャーいただいたのち、東京都六本木にある「Union Square Tokyo」松田シェフによるポテトを使った実演と調理実習を実施しました。以下、受講学生のレポートです。

＜学生レポート＞
今回の講義の中で特に記憶に残ったのは、「Union Square Tokyo」の松田シェフによる「アボカドとズワイガニのハーフシェル・ポテト」と「ポテトニョッキ・マッシュルームクリーム」の実演と調理実習です。実演では、アボカドの種の取り方やニョッキの成形の仕方など調理のポイントを分かりやすく実演して説明してくださいました。

その後の実習で実際にニョッキをフォークで成形したところ、想像していた以上に難しく、最初は歪な形のものができたり個体によって大きさが違っていたりしましたが、教えていただきながら作るとできるようになり、松田シェフの技術の凄さを身をもって感じました。私たちが作った料理と松田さんが実演してくださった料理ではやはり松田さんが作ってくださったものの方が美味しく、特に「ポテトニョッキ・マッシュルームクリーム」が美味しく感じました。同じ材料を使って同じ作り方をしているはずなのに技術や経験でこんなに違うのだと驚きました。

普段の講義では出来ないようなプロの料理人の方の作った料理を試食し、直々に師範して頂く経験ができ、大学生活の中でも貴重な経験となりました。今後このような機会があれば積極的に参加したいと思います。

フード・マネジメント学科　1年　森口結衣