国内フードビジネス研修Ⅰ:カカオ研究所様にてカカオとチョコレートについて学びました
フード・マネジメント学科では、8月26日より集中講義「国内フードビジネス研修Ⅰ」が開講しました。これは、醤油や味噌、お酢といった日本古来の調味料から地域特産物を活かした伝統料理を含む「和食」を中心とした日本の食文化について、生産、加工、流通、販売の各分野からゲストスピーカーを招くとともに実際の製造現場を訪問しながら学んでいく授業です。フード・マネジメント学科1年の希望者40名が受講しました。
8月27日、福岡県飯塚市にあるカカオ研究所様を訪問しました。以下、受講学生のレポートです。
<学生レポート>
企業を訪問させてもらいチョコレートの新たな発見が多く見つけられた日になりました。
まずチョコレートのお店を始められてから約10年と短い期間であることに驚きを受けました。さらに驚いたのは、それまでにチョコレートの原料であるカカオの知識は全くなかったことです。しかしお話を聞くとカカオに感動しカカオを育てているベトナムに出向き生活するという行動力こそカカオ研究所が今、お客さんに人気のある理由であると感じました。
カカオにもチョコレートにしていく中で様々な工程があり、特に発酵という段階がチョコレートを作るうえで大切なことであることが分かりました。また、廃棄する部分であってもお茶などにして再利用することで余すことなく有効活用していました。実際に飲んでみるとチョコレートの風味も感じながら後から豆の味を感じました。
今回カカオ研究所で一番印象に残ったことは興味があればチャレンジをすることができることです。実際にチョコレートの専門店を開いている人は、最初はカカオの知識がないと聞き、最初のスタートラインからどれだけの行動力で企業を大きくできるかが重要であると考えました。知識をたくさん持つだけでなく、行動に移すことでさらなる成長につながることが分かりました。
フード・マネジメント学科1年 上尾優大