眞次ゼミ 柳川せいろ蒸し・海苔専門店・海苔加工場を訪問
10月16日、眞次ゼミが柳川へ視察訪問を行いました。柳川の郷土料理であるうなぎのせいろ蒸しを食べ、有明海でとれる海苔の加工、販売の現場で話をうかがいました。以下、学生のレポートです。
本日は、元祖柳川うなぎの日の出屋さんでうなぎのせいろ蒸しをいただきました。まず、見た目の美しさに感動しました。せいろの中にはふっくらとしたうなぎが綺麗に並んでおり、その上には香ばしいタレがかかっているので蒸気でふんわりとした香りが立ち食欲をそそります。一口食べるとうなぎの身はとても柔らかくタレと絶妙に絡み、旨みが口の中に広がっていました。タレが染み込んだご飯もとても美味しく、日本の食文化の良さを感じられる食事でした。
その後、海苔屋のりまき屋さんを訪問させていただきました。そこでは荒牧代表がこの店を立ち上げるにあって込めた思いを語られました。コーヒー屋さんみたいに自分が選んだコーヒー豆でコーヒーを作るように海苔も自分が選んだ海苔をお客様に焼き立てでお持ち帰りいただけることがこのお店の魅力だと語ってくれました。そこでは8枚で1,800円もする海苔を購入したので噛み締めて味わいたいと思います。
最後はニコニコのり株式会社九州工場を訪問しました。そこでは、海苔がどのように生産され、収穫され、加工されるかを講義と動画と実際に工場内を見学して学ばせていただきました。海苔に小さい穴を開けるのは乾燥や風味を均一にして食べ易くするためですが、高い海苔に穴を開けてしまうと破れやすくなってしまうことを教えて頂きました。この工場の建物は丸い形をしているですが、内部に柱がないため流れをスムーズにして作業効率を高めることに役立っており、また熱の分散が均一になるため、冷暖房の効率が良いということなど、多くのことを学ばせていただきました。最後にはお土産もいただいたので翌日にこの海苔を使ってキンパを作りたいと思います。
フード・マネジメント学科3年 藤﨑 和華子