中村学園大学・中村学園大学短期大学部

眞次ゼミ~明太子の工場見学~

2025年1月11日

水産業を研究のテーマにする眞次ゼミが、やまやファクトリーテラスと久原本家の工場を訪問しました。以下、学生のレポートです。

今回は福岡の名産品である明太子について学ぶため、やまやファクトリーテラスと久原本家に行きました。

まず、やまやファクトリーテラスで昼食を取り、私は熟成鶏のから揚げめんたい風味定食を食べました。から揚げに明太子の味がしっかりついており、少し辛めでしたがとても美味しかったです。定食にはビュッフェがセットで付いていて、サラダにも明太子がアレンジされた品が多くあって、沢山明太子を食べることができました。


その後、ビデオを見て明太子の知識を学び、工場見学ができるスペースではクイズ形式でビデオの内容を復習できたり、製造工程を楽しみながら学べる工夫がされていたりして楽しく分かりやすく学べました。やまやの明太子は唐辛子、昆布、柚子胡椒、酒で168時間漬け込むことが特徴で、美味しさの秘密が分かりました。

次に久原本家本社工場へ行き、椒房庵の明太子について学びました。工場では手作業で胆汁の黒くなっている部分を切って、色や形、重さを整えてパックに詰めている様子を見せていただけました。久原は、買ったものの寄せ集めではなく、調味料から自社で作り原料からこだわっていることが特徴で、明太子のスケトウダラは全て北海道から取り寄せ、真子という成熟過程が最も良い状態のものを使用するというこだわりが見られました。
本社工場のあとは、醸造工場で久原本家の原点である醤油について教えていただき、昔ながらのシンプルなやり方で伝統の味を守り続けていました。隣にある総本店では、300もの商品が置かれており、商品の説明を聞くことができました。魅力的な商品ばかりで、試食も行えるため何を買うか非常に迷いました。しょうゆソフトクリームや名前入りのキャベツのうまたれのお土産の他、おもてなしもたくさんして頂けて思い出に残りました。

フード・マネジメント学科3年 船津 友花