【ハワイ カピオラニ通信 2025.3月】
Aloha
あっという間に2月が終わり、3月に突入しました。
アメリカ料理のクラスでは、無事にカフェテリアでのサービスが終わり、最後に実技試験がありました。
実技試験では、各自魚の切り身(カジキ)が配られ、オリジナル料理を作るというものでした。私は、魚の切り身をグリルしたものに、レモンバターソースを添えたものを作りました。カジキの切り身の淡泊な味が、レモンのさっぱりした酸味に合うと思ったからです。ソースのレモンとバターの割合を調整するのに苦労しましたが、シェフが良い味付けだと褒めてくださり、嬉しかったです。
実技試験が終わった後、クラスメイトが作った料理を試食できる時間がありました。パスタやそうめん、ブラックライスを使ったものなど人それぞれ違った発想があり、おもしろかったです。その時にクラスメイトも私の料理を「美味しい」と言ってくれて、実技試験のために準備を頑張ってよかったと思いました。
アメリカ料理のクラスが終わった後、ガルドマンジェというクラスが始まりました。ガルドマンジェは、冷製料理や保存食品の技術を学ぶクラスです。まだ授業が始まったばかりですが、ケチャップやチリオイル、ハラペーニョのジャムやベーコンのジャムなど他にも沢山のものを作りました。ベーコンのジャムは、今まで聞いたことも作ったこともなかったため、どんなものができるかとてもわくわくしました。このクラスは、レベルが高く、授業のスピードもとても早いため、クラスメイトにおいていかれないように頑張ります。これから、どんなものを作るのか楽しみです。
英語のクラスでは、アイデンティティについてのエッセイを書いています。エッセイの書き方のコツは段々と掴んできましたが、長い文章を書くとなると時間がかかってしまうため、スラスラとエッセイが書けるように単語と文法の勉強をもっと頑張ろうと思います。
先日、ホクレアの50周年を祝うフェスティバルのボランティアに参加し、1000人分の料理を作りました。ハワイの有名なシェフに会うことができてよかったです。
現在、日本の大学が春休みということもあり、ハウスメイトが10人いてディナー終わりに2~3時間ほどお話をしたり、家の近くのビーチに日の出を見に行ったりと騒がしい日々を過ごしています。
ハワイでは、ローカルの人だけでなく、日本にいても出会えないような遠方に住んでいる人にも会えるため一期一会を大切にしていきたいと思います。
3ヵ月後には、インターンシップが始まるため、気を引き締めて英語の勉強と調理の練習も頑張ろうと思います。
Mahalo
フード・マネジメント学科 2年 塚本 くるみ
実技試験で作ったGrilled fish with lemon butter sauce
ケチャップ
リリコイジャム