眞次ゼミ×辰巳ゼミ 合同ゼミ活動で映像制作
眞次ゼミでは、今回、福岡大学経済学部・辰巳ゼミとの合同ゼミ活動として、映像制作に挑戦しました。学生たちは2チームに分かれ、ドキュメンタリーと短編映画の制作に取り組みました。
ドキュメンタリーの映像チームは福岡大学生5人と中村学園大学生5人、そして先生方と共に一つの作品を作り上げました。以前、辰巳ゼミの学生が制作した映画を鑑賞した際には、映像制作がこれほどまでに難しいものだとは思っていませんでした。しかし実際に関わってみると、話の流れをどう構成するか、撮影時の構図をどう決めるかといった点に、想像以上の難しさを感じました。
また、カメラの前に立つと緊張して言葉に詰まったり、表情が固くなってしまったりと、自分を役に馴染ませることの大変さも実感しました。それでも、チームのみんなで「こうした方がもっと良くなるのでは」と意見を出し合いながら進める時間はとても楽しく、充実した経験となりました。今回は出演という形での参加でしたが、今後は映像の編集など、別の工程にも関わってみたいと感じました。今回の経験を通じて、映像制作の奥深さとチームで作り上げる楽しさを学ぶことができました。
フード・マネジメント学科4年 小林 優真
短編映画『恋標(こいしるべ)』制作チームでは、ヒロイン役として出演しました。演じたのは、人と話すのが苦手で、本が好きなちょっと影のある女の子でした。自分とは性格が違っていたので、「自分にできるのかな…」と正直不安でした。演技の経験もなくて、特別にたくさん練習したというわけでもありませんでした。でも、その分まわりのみんながたくさん褒めてくれて、本当に助けられました。
辰巳ゼミ生とも色々アドバイスし合って、良い役を完成させていくことができました。印象に残っているのは、髪色のことを打ち明けるシーンです。自分の見た目に悩んでいたり、人との距離感に戸惑ったりする気持ちは、想像しながら演じるのが難しかったけど、相手のセリフに自然と気持ちが動いて、自分でもびっくりするくらい感情が乗ったのを覚えています。撮り終わった映像を見たときはちょっと恥ずかしかったけど、あのときの自分やゼミのみんなとの時間がぎゅっと詰まっていて、しっかりと作品になっていることが嬉しかったです。自分とは違う誰かを演じることで、これまで気づかなかった感情や価値観に出会えた気がします。とても貴重な経験になりました。福岡大学の辰巳先生ゼミの皆さんありがとうございました。
フード・マネジメント学科4年 熊本 青空