中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「国内フードビジネス研修Ⅰ」合名会社まるはら様を訪問しました

2025年9月2日

「国内フードビジネス研修Ⅰ」は、日本の食文化を支える調味料や伝統料理の現場を訪問するフィールドワークの演習科目です。生産、加工、流通、販売の現場での体験を通じて、食産業の課題や、新しい付加価値について理解を深めます。

以下は、合名会社まるはら様を訪問した学生のレポートです。

今回、合名会社まるはらを訪問して特に印象に残ったことは、ラムネの製造です。この企業では七色ラムネを製造しており、色も天然色素にこだわっていて、見た目の色も綺麗でしたし、味も美味しかったです。

まるはらのラムネは、まず、洗浄機でビンを洗浄して冷却し、炭酸ガスや液を注入した後、キャップやラベルをつけて完成します。さまざまな味や色があり、見ても楽しめますし、味も楽しめました。商品にならないものをB級品としてビー玉と呼ぶことを初めて知りましたし、ラムネの炭酸で、ビー玉が蓋をするということを第15代社長の原次郎左衛門代表に実演していただきました。

また、醤油にも多くのこだわりがあり、魚醤の中でも特に鮎を使ったものがとても香りの良い醤油でした。多くの高級料理店にも使われていて、とても質の良い醤油だと思いました。そして、さまざまな料理店に使っていただくために料理店を直接訪れて担当者に商品のアピールをするといった飛び込み営業の手法も勉強になりました。

フード・マネジメント学科2年 照山 柚花