中村学園大学・中村学園大学短期大学部

【ハワイ カピオラニ通信 2025.9月】

2025年9月16日

ハワイに来てから、気づけばもう一か月が経ちました。KCCでの授業も始まり、毎日慌ただしくも充実した日々を送っています。授業は朝8時から始まるため、私は毎朝5時過ぎに起き、6時30分のバスに乗ってキャンパスへ向かいます。8時から13時30分までは調理のクラス、その後13時45分から15時45分までは英語のクラスが続きます。授業はすべて英語で行われるので、終わるころには頭も体もぐったりと疲れてしまいますが、それと同時に確実に英語力が鍛えられているのを感じます。

休日は友人と過ごす時間がよい気分転換になっています。先日は、ローカルの友達のアルバイト先であるレストランを訪れ、キッチンを見学させてもらいました。日本の厨房とハワイの厨房の造りの違いを知ることができ、とても興味深い経験でした。

また、授業の一環で魚市場の競りを見学する機会もありました。ここは日本の市場を参考にして運営されている、全米で唯一の魚のオークション会場だそうです。新鮮な魚が港に水揚げされ、その場で競りにかけられてレストランや小売店へと運ばれていく様子は、活気にあふれていて圧倒されました。扱われているのはAhi(マグロ)、Opah(赤マンボウ)、Mahimahi(シイラ)といった魚で、日本ではあまり馴染みのない名前ですが、実際に目にすると親しみを覚えます。一般向けのツアーも行われているので、ハワイを訪れる機会があればぜひおすすめしたい場所です。

見学を終えた後は、隣接するレストランで朝食をいただきました。特に新鮮なOpahの料理は、ハワイでしか味わえない格別のおいしさでした。

 
フード・マネジメント学科2年 才川 孝