高校生向けイベント「大学の学びを体験!探究ワークショップ」を開催しました
高校生向けイベント「大学の学びを体験!探究ワークショップ」を開催しました。
このワークショップは、高校生が大学生とのグループワークを通して大学での学びを体験することを目的としています。
今回のテーマは「大学生と一緒に考える!1日限定カフェをプロデュースしよう!」で、講師はフード・マネジメント学科の眞次一満准教授です。眞次ゼミに所属する4年生10名が、グループワークのファシリテーターを務めました。
眞次ゼミの4年生は、先日、福岡市内の商業施設で2日間限定のスイーツショップを企画・運営しました。イベントの冒頭では、ゼミ生の代表がその取り組みについて、企画から販売までの流れや、そこから得た学びを発表しました。
続いて、高校生たちはゼミ生の発表を参考にしながら、「スイーツ/学生/インターネット販売」、「ごはん系/学生/商業施設」など、各グループに与えられたテーマに沿って商品企画に取り組みました。ブレインストーミングを通じてアイデアを出し合い、商品名、コンセプト、ターゲット、販売価格、販売方法などを具体的に検討。ゼミ生は各グループに入り、自身の経験をもとにアドバイスを行いながら、企画のまとめをサポートしました。
グループ発表では、ご当地グルメをテーマにした企画や、テーマパークで販売するスイーツの提案など、多彩なアイデアが発表されました。
眞次准教授からは、「どのグループもよく考えられていた。価格設定の際には、調理オペレーションの複雑さも考慮すると、より現実的で精度の高い企画になる」と講評がありました。また、「答えのない課題に挑戦する積極性が大切。今日の皆さんは主体的に取り組めていたので、その姿勢を大切にして、これからの高校生活を過ごしてほしい」と、高校生たちに向けた温かいメッセージが贈られました。
ワークショップ終了後には、グループごとに記念撮影をする様子も見られ、高校生と大学生が交流を深めながら、有意義な時間を過ごせたことがうかがえました。