日本惣菜協会九州支部主催「お弁当メニュー提案CUP」で学生が表彰されました
11月19日、「FOOD STYLE Kyushu」(マリンメッセ福岡)において、一般社団法人日本惣菜協会九州支部主催「第7回お弁当メニュー提案CUP」の表彰式が行われました。
今回で7回目の開催となる「お弁当メニュー提案CUP」は、食関連企業の工夫を凝らした応募作から賞が選出されるコンテストですが、今回は特別編として栄養科学部フード・マネジメント学科限定のコンテストが実施され、最優秀賞と優秀賞の3作品(7名)が表彰されました。審査員講評では「美味しさの追求はもとよりSDGsにも考慮した学生さんのレベルの高さと、中村学園のしっかりとした教育を実感しました」と評価をいただきました。
【受賞した学生のコメント】
■最優秀賞『うめぇ梅らー弁』
梅酒を漬けた後に大量に廃棄される「漬け梅」を活用したラーメンスープと味変用のラー油を開発しました。漬け梅ならではの酸味や香りを活かす一方で、ラーメンとしての満足感が得られるよう出汁とのバランスを工夫しました。この食品開発を通して、廃棄食材に新しい価値を付けて商品に生まれ変わらせる難しさと可能性を実感しました。これからもアップサイクルの視点を大切にしながら、食の可能性を広げる挑戦を続けていきたいです。
フード・マネジメント学科4年 北嶋 友葉、栗谷 咲帆、花村 朝香、宮永 真帆
■優秀賞『はかた地どりの二刀流弁当』
はかた地どりを照り焼きと梅バターの2種の味付けをし、ちょっと贅沢に楽しめるお弁当を作りました。1人での参加だったため、コンセプトに沿ったメニュー考案が出来るか心配でしたが、家族や友人との意見交換によって改善することが出来ました。
フード・マネジメント学科3年 西村 優風
■優秀賞『博多地鶏と糸島牛のごちそう肉飯弁当』
今回、県外の方やインバウンドの観光客の方をターゲットとし、福岡や九州の美味しい食を知ってもらいたいと思い、開発しました。2種類の味付けの肉めし、博多明太子を使っただし巻き、がめ煮、糸島野菜のピクルス等を入れ、地産地消やSDGsにもこだわったお弁当にしました。
フード・マネジメント学科3年 宮房 安梨、和田 ひなた
