中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「九州の『地域の宝づくり』コンテスト」優秀賞を獲得!フード・マネジメント学科の学生が表彰されました

2025年11月28日

11月24日(月)、大分県日田市大山文化センターで開催された「九州の未来フォーラム」において、九州国際学生支援協会が今年9月から10月にかけて実施した「九州の『地域の宝づくり』コンテスト」の表彰式が執り行われ、フード・マネジメント学科からも1年生と2年生からそれぞれ1グループが優秀賞を獲得しました。

大分県日田市大山町は、1980年代に全国や海外にも広がった地域振興策「一村一品運動」の発祥地です。1979年に大分県日田市大山町で生まれて全国に広がり、その後アジアやアフリカ地域での地域振興に大きな役割を果たしました。「一村一品運動」を知らない世代が増えていく中、九州の文化や資源を「地域の宝」として再発見し、活用するためのアイデアのコンテストが実施され、その表彰式が大山町で開催されたフォーラムの中で執り行われました。
審査の結果、優秀賞の5つの企画に中村学園大学フード・マネジメント学科から2企画も入賞しました。

うち1つは「唐津の宝でつながる輪 ―Curious Create Connect―」というタイトルで、SNSを活用した取り組みを新規設定し、点在している唐津の観光資源を線で結んで関係人口を増やしていく企画でした。もう1つは、九州の特産品であるあまおうイチゴや八女茶、さつまいもなどを使用して子どもが手軽に作って食べることができる知育菓子キットの開発を提案した「あそぼう!たべよう!九州の特産品を使った知育菓子」が選ばれました。

各優秀賞には起業家大賞も授与され、伝統的な器と地元産農水産物がつながる「唐津の宝でつながる輪」には福岡・博多の老舗料亭「日本料理てら岡」の創業者・代表取締役会長である「寺岡直彦 賞」を、「九州の特産品を使った知育菓子」には、石村萬盛堂株式会社より前代表取締役社長のお名前「石村僐悟 賞」をそれぞれいただきました。

多様化が進む現代、地域や業種を超えて、あるいは次世代を意識した若者との連携や協働を通した地方創生につながる取り組みを考えるとてもよい機会となった「九州の『地域の宝づくり』コンテスト」参加となりました。