中村学園大学・中村学園大学短期大学部

津田ゼミ:栄養系学生なら知っておきたい世界の食文化 ― イギリスのホリデーシーズンの食文化を学ぶ ―

2025年12月3日

12月2日、津田ゼミでは「栄養系学生なら知っておきたい世界の食文化」シリーズの一環として、イギリス出身のアンディ・マクマホン先生(本学非常勤講師)をゲストスピーカーにお迎えし、イギリスのホリデーシーズンの食文化をテーマに講義を実施しました。

クリスマスシーズンのイギリスでは、12月25日が1年で最も重要な祝日とされ、家族そろって教会に行き、夕方には“Christmas Dinner”と呼ばれる特別な食事を囲むという伝統が受け継がれています。講義では、マルドワイン(Mulled Wine)、クリスマス・ケーキ(Christmas Cake)、クリスマス・プディング(Christmas Pudding)など、この季節ならではの料理やスイーツについて、材料やエピソードなども交えながら英語で紹介していただきました。

学生たちは英語の配付資料をもとに、メモを取りながら熱心に聴講しました。最後には、内容理解をチェックする正誤問題のミニテストを行い、学んだ知識をすぐに確認できる構成としました。

参加学生の声
今回の講義で多くのクリスマス料理や文化について学んだ中で、私はMulled Wineが1番気になりました。日本でいうホットワインの中にフルーツやスパイスを入れたものということで、サングリアと同じかなと思い調べたところ、サングリアはワインにフルーツやスパイスを加えて冷やして飲むのに対し、Mulled Wineは煮詰めて温めて飲むというところに違いがあるそうです。今は天神や博多などクリスマスマーケットでホットワインが売られてますが、このMulled Wineが売られているところがあるのかも調べてみたいと思いました。ぜひおいしい料理と一緒に合わせて飲んでみたいです。(松本 夏菜子さん)

今回のイギリスのホリデーシーズンの食文化の講義を聞いてみての感想はクラッカーに仕組みが面白いなと思いました。クラッカーの大きな半分を割って中に入っているギフトをもらえるという遊びが日本にあるクラッカーと違っておもしろいなと思いました。クリスマスケーキ作りはクリスマス前から始めるという点もクリスマスを大切にして楽しんでいるような感じがしました。イギリスのクリスマスに行ってみたいと思いました。(倉本 唯花さん)