「令和3年度 栄養科学部・⾷物栄養学科 合同研究⼤会」開催
令和4年2月24日(木)、「令和3年度 栄養科学部・食物栄養学科 合同研究大会」が開催されました。今年度は新型コロナウイルス感染対策のため、本学2505教室で発表を行い、参加者はZoomにて発表を視聴するオンライン開催となりました。
この研究大会は、栄養科学部と短期大学部食物栄養学科の合同で年に1回開催しています。学科内・学科間で各教員の研究についての情報交換と本学における研究の進展を目的とし、「プロジェクト研究成果報告」や各教員の「研究報告」を行っています。
今年度は、 「プロジェクト研究成果報告」と「研究報告」が行われました。発表のあとには、活発な質疑応答が行われました。
また、出席した久保 千春学長からは、「日ごろの研究成果を、論文や学会発表で積極的に公表し、食・栄養を代表する学園としての研究・教育を発展させてほしい」と今後への期待が述べられました。
開会挨拶(9:30) 今井 克⼰ 教授
令和2年度・3年度プロジェクト研究成果報告(9:35〜10:55)
【座⻑】 信久 幾夫 教授
(1)地域⾼齢者のフレイルおよび⽣活習慣病の予防・改善に資する栄養・運動⽀援 安武 健⼀郎 准教授
(2)福岡市の中学⽣・⾼校⽣の⽣活習慣と排便習慣および体質と腸内細菌叢の関連 萩尾 久美⼦ 准教授
(3)久⼭町における栄養疫学研究 −特に認知症と⾷事性因⼦との関わりについて− 内⽥ 和宏 准教授
【座⻑】 古賀 信幸 教授
(4)栄養素による疾病制御機能の探索 ⼤和 孝⼦ 教授
(5)⾷習慣改善を主軸とした⽣活習慣病対策への理論的アプローチの確⽴ ⽇野 真⼀郎 准教授
(6)植物性⾷品中のフラボノイドの潜在的機能探索に関する研究 沖 智之 教授
【座⻑】 眞次 ⼀満 准教授
(7)⾷品の開発から流通にわたる⾷料の安定供給システムに関する研究 薬師寺 哲郎 教授
(8)諸外国の宗教と⾷のグローバル化に関する調査研究 ⾷⽂化としてのハラル理解 松隈 美紀 教授
(9)⾷のグローバル⼈材育成のためのアクティブラーニング教材開発
産学官連携による地域発展を⽬指した新たな郷⼟料理開発の取り組み 仁後 亮介 講師
(10)保育・栄養・体育が融合した幼児期の発育・発達プログラムの構築 森脇 千夏 教授
研究報告(11:15〜12:05)
【座⻑】 河⼿ 久弥 教授
(1)NAFLD/NASHの発症・進展機構における肝臓内の代謝・炎症性変化の検討 加藤 正樹 教授
【座⻑】 薬師寺 哲郎 教授
(2)グローバル化とフードバリューチェーンの展開
〜主に産業連関分析による付加価値連鎖の定量的把握〜 株⽥ ⽂博 教授
講評・閉会挨拶(12:05) 三堂 徳孝 教授