中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「第2回イタリア・パルマ大学との国際交流会」を開催

2024年3月6日

2月19日(月)、栄養科学科の学生有志によるイタリア・パルマ大学との第2回国際交流会が開催されました。
今回は、本学とパルマ大学の学生が一名ずつ、母国の代表的な発酵食品について発表を行いました。

【参加した学生のレポート】

私は納豆に焦点を当て、その歴史、作り方、栄養効果について説明しました。納豆の特徴である粘り気を、実物を用いて実演したところ、納豆の粘り気に驚きながら見られていました。また、納豆の匂いや味に興味を持っていただき、さっそく日本食レストランに食べに行ってみたいと話されていました。次回の交流会では、納豆を食べた感想を聞いてみたいと思います。

一方、パルマ大学からの発表では、イタリア特産のバルサミコ酢について詳しく説明されました。イタリアでは、アイスクリームやステーキ、果物など様々な食品にかけて食べられるようです。私はこれまで、バルサミコ酢をサラダにしか使用したことがなかったため、新たな発見でした。また、バルサミコ酢はイタリア北部のモデナ地方のものが有名であり、伝統的なモデナ産バルサミコ酢は100%ブドウ果汁で作られ、約12年間木樽で熟成されたものだけが品質を保証されたバルサミコ酢として販売されるそうです。長い年月をかけて熟成されたこの伝統的なバルサミコ酢をぜひ味わってみたいと思いました。

今回の交流会では、同じ食分野の大学・学科であるため、食に対する共通の関心を感じました。私は今回初めての英語での発表でとても緊張しましたが、スライド作成や原稿作成などを通じて自信をつけることができました。未熟な英語でしたが、納豆に興味を持っていただけるきっかけを作ることができ嬉しく思います。
この交流会は、異なる文化の食品について学びあい、お互いの食文化に対する理解を深める貴重な機会でした。今後もこのような交流会を続けていきたいです。

栄養科学部栄養科学科2年 園田 ゆきの

 
2024年4月上旬に「第3回パルマ大学との国際交流会」を開催予定です。
令和6年度も定期的に実施する予定ですので、興味のある学生は栄養科学科 川野 光興准教授までご連絡ください。