大学で実験をした併設校の高校生が日本分子生物学会年会で発表をしました
2024年12月6日
11月29日(金)、マリンメッセ福岡にて「第47回日本分子生物学会年会・高校生発表」が開催されました。
今回の大会には、これまで栄養科学科 末武 勲研究室で実験の指導を受けた中村学園女子高等学校の生物部の4名が参加し、それぞれの研究の成果を口頭とポスターで発表しました。
日本分子生物学会が毎年開催するこの「年会(学術集会)」は、7,000名以上の学生や研究者が発表・交流する場です。参加するには事前の審査を通過する必要があり、今年度は、高校生発表部門で、全国から合計25の演題の研究発表が行われました。
ポスター発表の会場では、生徒は研究者からの質問に答えていました。こうした交流を通して、研究に対する新しい視点を得たようでした。
以下、生徒らの演題です。
「若年女性における高値のLDLコレステロールが与える健康へ影響と、apoBタンパク質の遺伝的多様性の関与の可能性」
「大腸菌のプラスミドを用いたアラビノースによるGFP遺伝子の発現誘導と、蛍光強度の時間変化と大腸菌量との関係性」
「大腸菌のプラスミドを用いたラクトースによる遺伝子の発現誘導とIPTGによる遺伝子発現の違い」
「食品成分のもたらすパーキンソン病予防の効果(神経細胞におけるアミロイド化抑制物質の探索)」
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