立ち上げの経緯とコンセプト
学生食堂の設置に当たって、全国でも有数の管理栄養士・栄養士の養成施設である本学としては、前中村量一理事長の食にかける情熱と人一倍の思いから、「日本一の学生食堂を造る」との方針が出されました。本学学生食堂が目指すべき“日本一”とは何であるかを検討し、約2年間、会議を重ね、最終的には「管理栄養士・栄養士を養成する学部・学科を持つ教育機関の使命として、『食育推進日本一』の食堂を目指す」こととなりました。
このコンセプトは、“健全で豊かな食生活を送るために必要な「食事の自己管理能力を養う場”と決めました。これは、本学に入学してきた学生が本学の学生食堂での毎日の食事を通して自然と食育の知識を身に付けて卒業してもらおうといった狙いです。
食堂の名称も、食育を推進する施設として「食育館」と決定いたしました。
食育館ってどんな食堂?
メニューの中心となるのは日本のお膳文化を取り入れた「一汁三菜」の食事です。
代表的な「一汁三菜ランチ」の他、成人1日に必要な野菜摂取量350gの約1/2以上を摂取することが出来る「ヘルシーランチ」、たんぱく質を多く摂取することが出来る「アスリートランチ」を選ぶことが出来ます。
入口のデジタルサイネージには「食事バランスガイド」も表示されており、学生は今の自分に必要な栄養素を意識しながらメニューを選択出来るようになっています。

