流通科学部海外留学スカラーシップ 体験者の声
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- 金山 凌也流通科学部 流通科学科
- 【留学先】アメリカ デラウエア大学
私は、アメリカのデラウェア大学付属語学学校ELI(English Language Institute)にて1年間留学をしました。
この留学が初めての海外であったため、全てが初めての経験でした。日本からデトロイトまでは、客室乗務員も日本人が多かったのでとくに問題なかったのですが、デトロイトからフィラデルフィアまでは、今考えるとよく一人でたどり着いたなと思います。最初はこのような心配や不安もありましたが、1年経って振り返ってみると本当に留学してよかったと思っています。
ELIは語学レベルごとにクラスが分けられるのですが、私はビギナーレベルから始め、当時はそのレベルでさえついて行くのが必死で、お世辞でも英語ができるとは言えませんでした。しかし、現地の先生方の手厚いサポートに加え、チューター制度を利用したり、デラウェア大学のクラブに参加するなどして、英語力向上だけを考えて、日々を過ごしました。その結果、最後は大学のアカデミックな内容を取り扱うクラスまでレベルが上がりました。帰国後に、TOEICを受けてみると、300点近く上がっていたので、英語力が向上したことを実感しました。
また実践活動として現地では旅行代理店を訪問しました。旅行代理店を選んだ理由はゼミ活動に加え集中講義などで旅行代理店について学んでいた経緯もあり、実際に調査することで、より具体的に旅行ビジネスについて理解できるのではないかと思い選びました。訪問先の旅行代理店では、2時間程度マーケティングや業務についての課題など多くのことを質問し、旅行代理店への理解を深めることができました。そこから導き出したVR旅行の可能性について調査しようと決め、デラウェア大学の学生へのアンケートも実施し調査活動を行いました。
この一年間の留学を通して、失敗を恐れない自分になれたと感じています。現地では、私の英語の未熟さから失敗の連続でした。しかし、その失敗を恐れず、企業研究なども加え、多くのことにチャレンジしたからこそ英語力の向上に加え、自分自身の成長があったと思います。この成長を、就職活動や社会に出た際にも生かしていきたいと思います。
留学期間;2022年8月~2023年8月
履修内容;語学学習・実践活動
語学スコア;300点アップ
※令和4年度はスカラーシッププログラムで4名の学生を派遣しました。
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- 加木 恵大流通科学部 流通科学科
- 【留学先】アメリカ デラウエア大学
私は、アメリカのデラウェア大学付属の語学学校ELI(English Language Institute)にて9か月間留学をしていました。
個人的な理由により、当初の計画(1年間)より少し早い帰国となりましたが、とても充実した留学であったと感じています。現地での専門科目等の単位取得はありませんでしたが、本学の単位を留学と並行して取得することもできました。学校は基本的に午前中に終わりますが、英語の4技能それぞれに注力した形で現地の先生に教えていただけるので、わかりやすく、また着実に英語力向上につながりました。自分のレベルに合わせたクラス分けになっており、レベルが上がると経済や音楽など自分の興味のあるトピックに沿った授業を選択できるようになりました。
留学先では実践活動として、アメリカデラウエア州の税法や企業誘致の関係について自分なりに調査を行い、日本にどのように企業を誘致できるかを考えました。インターネットを利用し、事前に情報を収集し、その後現地の人・企業にアンケートを行い、税金がないことはどれほど精神的に、かつ経済的にプラスに働くのかなどを調査しました。留学後は具体的にどのような企業を誘致するのかに焦点を当てて留学の成果発表を行いました。
留学前に公式TOEICを受けていないので正確な点数はわかりませんが、TOEIC IPのスコアは150点アップしました。私が留学後何より実感した自分の成長は、やはりスピーキングです。帰国後、海外の方と関わる機会が増え、バイト先でも英語で話す機会がありますが、臆することなく英語での会話ができており、毎回9か月だけの留学経験だと伝えると驚かれます。英語をツールとしてある程度扱うことができるようになって求められるのは、やはり自分自身の人としてのおもしろさなのだ、と帰国後に強く感じました。日本人は英語ができないと言われていますが、英語で会話できる人は多くいて、その先にある人としての付加価値をこれからも多く獲得できるように頑張りたいです。また、実践活動で調査した内容については、今後の中村学園大学での専門的な学びや卒業論文へ生かしていきたいと考えています。
留学期間:2021年8月~2022年5月
履修内容:語学習得・実践活動
語学スコア:150点アップ
※令和3年度は海外留学スカラーシッププログラムで8名の学生を海外の大学へ派遣しました。
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- 貞兼 史果流通科学部 流通科学科
- 【留学先】釜山大学
私は現在、韓国に留学しています。
午前9時から午後1時まで授業があります。また、週に3・4回は担任の先生の、週に1・2回は副担任の先生の授業を受講します。最近、正規授業では、4回のスピーキングテストが実施されました。
1・2回目は「クラスメイトと社員募集」、「食べ物の紹介や効果」のテーマでパワーポイントを使用して3~5分の韓国語でのプレゼンテーションを実施し、
3回目は「1泊2日の旅行プラン」について、5~7分のプレゼンテーションを実施しました。
4回目は二人一組のペアになり、販売員と買い物客という設定でセールを行うという内容を発表しました。教科書の内容は、会話、readingspeaking、読みとり、聞き取り、作文、ことわざの部門に分かれています。ことわざの授業はクラスメイトと一つのことわざを使うための会話を10個作り、覚えて発表する内容です。
また正規授業以外にも3級以上のクラスがTOPIKの対策授業を受けることができ、私は3週間TOPICの対策授業を受講しました。試験の解き方を教えてもらったり、時間を図って模擬テストしたりしました。
今後、留学期間中には学部での単位取得を目指して、語学力アップに取り組みつつ、韓国・日本の市場調査を実施し、特に韓国という場所における流通や販売促進に関する知識を深めていきたいと思っています。
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- 水本 香菜子流通科学部 流通科学科
- 【留学先】中国
私は約半年間中国に留学していました。中国に渡航しようと思った理由は自分の考え方の幅を広げたかったため、また中国語の語学力を上げたいと思ったからです。留学先では中東、アジア、ヨーロッパなど様々な国籍の友人がたくさんできました。一緒にご飯を食べに行ったり旅行に行ったりしてとても楽しい時間を過ごせました。
留学する中で私は行動することの重要さを最も感じることができたと思います。私は日本にいるときそこまでフットワークが軽い人ではありませんでした。しかし海外の友人たちと過ごす中で様々なとこに誘われ一緒に遊びに行ったりしていく中で自分のコミュニケーション力、語学力が伸びていることを認識できたし学習するモチベーションにもつながりました。カタコトの英語、中国語でもいいんです。まずは自分の行ってみたいと思う国に実際に足を運んでみることが大切だと思いました。