中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「食の循環型学習」コンポストのたい肥を活用して野菜の苗を植えました

2023年5月23日

食物栄養学科では、食の循環について体験的に学び、SDGs推進の活動に取り組んでいます。

5月15日(木)、森脇ゼミは、ツワブキ収穫後の土地、中庭の畑を整備し、トマト、ナス、キュウリ等の苗を植えました。土づくりには食物栄養学科の調理実習で出た生ごみから作ったたい肥を用いています。

今回の畑の整備には、元福岡大学教授の野口先生をアドバイザーとしてお招きしました。
学生たちは、野口先生にご指示をいただきながら、土を掘り起こし、たい肥を混ぜ、畝を立てていきました。
区画全体にまんべんなくたい肥をまいたあとは、日当たりを考え、区画ごとに適した野菜の苗を植えました。
石灰による畑の酸度調整を行って、後日、食物栄養学科の学生があけぼの保育園の園児たちとサツマイモも植えます。また、1畝は幼児保育学科の向坂ゼミがゼミ研究の一環としてサツマイモを植える予定です。

参加した学生は、「土づくりを体験したのは初めて。普段、野菜は購入していますが、野口先生のお話や今回の経験は、生産のことを考えるきっかけになりました。たい肥が活用されるのも嬉しい。今後の収穫が楽しみです」と話していました。

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