中村学園大学・中村学園大学短期大学部

眞次ゼミ~唐津Qサバ研究~

2023年12月25日

一昨年、眞次ゼミの先輩方が、唐津Qサバと唐津バーガーのコラボ商品である「唐津Qサババーガー」を販売しました。
そこで私達は、唐津Qサババーガーの企画を引き継ぎ、更にQサバの魅力を広め地域復興に繋げたいという思いで、新たな食品開発を進めています。

そして今回はQサバについて研究すべく、唐津市にてゼミ活動を行いました。そこでは、魚の神経締めや捌き方、また唐津Qサバの完全養殖について学びました。

まずはじめに、唐津うまかもん市場を訪れ、実際に神経締めを体験させていただきました。
やり方としては、はじめに手カギを使い魚の頭蓋骨を壊して動きを止めます。次にエラを切り海水に入れ血抜きをし、最後に背骨の脊髄にワイヤーを通して神経を壊すという流れでした。
最後のワイヤーを通す作業が1番難しく手こずる人が多かった印象です。ワイヤーが通る、通らないとでは感覚が全く別物で、通った際は「あ!通った!」とすぐ分かりとても達成感がありました。
それぞれ工程の原理やポイントを分かりやすく且つ丁寧に教えてくださったおかげで、魚を捌いた経験がない初心者な私達でも、スムーズに行うことが出来ました。

次に、唐津市水産業活性化センターを訪れ、唐津Qサバのお話をお伺いしました。
実際に、管理研究棟や屋内水槽棟などの施設見学をさせていただきました。屋内水槽棟では、様々な大きさの唐津Qサバを見ることができました。
唐津Qサバの魅力はもちろん、地域社会に与える影響やその重要性について深く学ぶことができ、より一層、販売企画に思いが高まりました。

今後も研究を続けプロジェクトを成功させ、唐津Qサバの知名度向上と共に、地域振興への貢献を実現したいと思います!

フード・マネジメント学科3年 角熊 咲音

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