「リーダーシップ特別講義」株式会社ふくや 代表取締役社長 川原武浩様をお迎えしました
4月28日、「リーダーシップ特別講義」にて、株式会社ふくや 代表取締役社長の川原武浩様を講師にお招きし、「ふくやという『変』な会社」をテーマにお話しいただきました。
「リーダーシップ特別講義」では、社会の第一線でご活躍中の官民のリーダーを講師にお招きし、講師の実体験に基づいたお話や、現場での具体的な事例紹介を通して、リーダーシップやマネジメントを学びます。
はじめに、川原様から明太子の誕生秘話やふくやの歩みについてご説明いただきました。創業者の川原俊夫氏の過酷な戦争体験から生まれた「世の中の役に立つ生き方をする」という強い思いが、現在のふくやの経営の基盤となっていることが紹介されました。
講義の中では、テーマにもあるふくやの「『変』なところ」として、一般的な企業の常識とは異なる3つのポイントについてご解説いただきました。
まず、1つ目は、「元祖」や「本家」と名乗らないことです。業界内の健全な競争のため、あえて「元祖」や「本家」と名乗っていません。
次に、明太子の作り方を教えたことです。特許を取らず、近隣の店舗等に作り方を無償で教えました。川原社長はこれを「オープンイノベーションに類すること」と表現し、「皆でマーケットを成長させることを志向している」と語られました。
3つ目は、納税を通じた社会貢献を会社の目的にしている点です。その根底には、「世の中の役に立つ生き方をする」という創業者の思いや、明太子の認知度や売上・販売数の向上は、福岡・中洲という地域ブランドのおかげだという感謝の気持ちがあります。
学生たちは事前学習として、企業研究を行っており、講義後の質疑応答では、「福岡県外への店舗展開について」や「女性従業員の働きやすさへの取り組み」、「今後のビジネス展望」、「味の継承のあり方」などについて活発に質問があがりました。
本講義を通して、学生たちは、地域社会への貢献や業界全体の成功を目指すトップマネジメントのあり方に触れ、リーダーシップに対する理解や、自身のキャリア形成に向けた新たな視点を得たようです。
