中村学園大学・中村学園大学短期大学部

  • お客様が抱える課題を
    知識と味覚で解決に導く

    一番食品株式会社
    椛島 奈央さん
    栄養科学部 フード・マネジメント学科 卒業

学生時代に幅広く吸収した知識が、商品開発で即戦力として働く土台となった

食に関する幅広い知識を得たいと思い本学科を選択。調理やマネジメント、食の安全性など多角的な知識や技術が習得できたことに加え、企業から招いた講師による実践的な知見や資格取得のためのノウハウが得られるのも魅力でした。現在の職場ではクライアントが求める美味しさをオーダーメイドで作り出す商品開発を担当。お客様が求める味はもちろん、隠れた課題まで探り出し、解決策を提案することを心がけています。入社3年目と社歴は浅いですが若手の活躍を後押しする土壌があり、多くの商品開発を担当します。売り場に商品が並ぶ様子を見るたびやりがいを感じますね。

科学的な知識と自分の舌の感覚を掛け合わせ、理想の味を見つけ出す

味づくりにはさまざまなアプローチがあり、そのひとつに目指す味に似た商品の食品表示を参考にする方法があります。原材料や栄養成分の表示からは味を決める重要なヒントが得られます。大学時代に取得した食品表示診断士の資格は現在の仕事にも活きていますね。そうした多角的な知識に加え、最終的には社内でベロ(舌)メーターと呼ばれる感覚を頼りに理想の味を見つけるのも面白いところです。また現在、中村学園事業部や福岡県との「宇宙日本食」の開発にも参加しています。いつか自分が携わった食が宇宙に飛び立つ。そんな夢のある仕事に就けて幸せですね。