中村学園大学・中村学園大学短期大学部

12月3日(土)、「子どもの育ちをみつめる 保育･教育専門講座」の第2回目が開催されました。
「小学校における特別支援教育の推進に向けて ~学級担任やコーディネーターの話題から~」をテーマに、現場で働いている本学卒業生の3名による講義が行われました。

まずは、筑後市公立小学校教諭 の冨久萌先生に、「通常学級担任･通級指導担当者から見た特別支援教育推進について」というテーマで、特別支援教育の指導形態や通級指導教室の実際についてお話いただきました。
次に、福岡市公立小学校特別支援学級担任の田中圭純先生に、「特別支援学校教諭･特別支援学級担任経験からみた小学校での特別支援教育推進について」というテーマで、現場で子どもたちと実際に行った活動や特別支援教育コーディネーターの仕事内容についてお話いただきました。
最後に、講師の森田直美先生に、「共に生き 共に学ぶ ~特別支援教育コーディネーターとして~」というテーマで、子どもたちの実態を把握するための方法や現在校における特別支援教育の考え方についてお話いただきました。

3名の先生方からは、現場で働いているからこその視点で様々なことをお話いただき、子どもたちと触れ合っていく中で大切にすべきことはどのようなことなのか、これから現場で働いていく上で必要なことはどのようなことなのかなどを学ぶことができました。

後半は、講座に参加していた学生や現場で働いている方との質疑応答や講師同士の意見交換も行われました。
それぞれの意見を共有することで、特別支援教育についての学びを深める素敵な時間となりました。

レポート　教育学部3年　吉住彩花