中村学園大学・中村学園大学短期大学部

大学院生が高齢者施設で学外実習を行いました

2026年8月21日

8月10日(月)、栄養科学研究科博士前期課程1年生の「栄養科学実験・実習(臨床栄養学分野)」が、福岡学園介護老人保健施設サンシャインシティで実施されました。本実習は、七隈線沿線三大学連絡協議会を通じ、福岡歯科大学と連携して実施されたものです。

本実習では、高齢入所者・通所者の方とのコミュニケーションや栄養アセスメント、経管栄養、口腔ケア、食事提供の工夫など、介護老人保健施設における栄養管理の実際を学びました。
栄養アセスメントの一環としての対象者の方への聞き取りでは、信頼関係を築きながら、一人ひとりに合わせて質問の仕方や言葉遣いを工夫することの重要性を学びました。また、問診だけでは十分な情報収集が難しい場合には、視診や触診などを活用して対象者の状態を把握する必要があることを実感しました。
適切な食事を提供するためには、食種や食形態への配慮だけでなく、カトラリーや自助食器の選択、米飯をおにぎりにするなど、対象者が「食べる」ことを支えるさまざまな工夫が必要であることを知りました。さらに、経管栄養や口腔ケアの見学を通して、多職種が連携して個々の状態に応じた支援を行うことの重要性を学びました。

今回の実習を通して、実際の現場では、教科書での学びを基礎としながらも、対象者の疾患や身体機能、嗜好、生活背景などを踏まえた個別的な柔軟な対応が求められることを実感しました。今回の学びを今後の研究や実践に生かし、対象者一人ひとりに寄り添った栄養管理ができる管理栄養士を目指していきたいと思います。
最後になりましたが、施設長の岡田先生、介護長の村上先生をはじめ、実習にご協力いただいたスタッフの皆様、入所者・利用者の方々に心より御礼申し上げます。

 

中村学園大学大学院 栄養科学研究科
北野 潤夏、豊田 七海、長谷尾 駿 、深田 優花