卒業生・黒木優子さん「中村ハル育英奨学基金に基づく卒業生表彰」の表彰式が行われました
6月2日(月)、卒業生・黒木優子さん「中村ハル育英奨学基金に基づく卒業生表彰」の表彰式が行われました。
黒木優子さんは、中村学園女子高校在学時にプロボクサーとしてデビュー、学業とボクシングを両立し、中村学園大学短期大学部 食物栄養学科へ進学し、栄養士免許を取得しました。 2014年WBC女子世界ミニフライ級王者、2022年WBO女子ア トム級王者となり、2階級制覇を成し遂げ、2023年8月には、 WBO、WBAの2団体統一チャンピオンになりました。その後一度は統一 王座から陥落するものの、2025年1月、1年ぶりにWBA女子ミ ニマム級世界王座に返り咲きました。
今回はこれまでの黒木優子さんの功績を称え、中村ハル育英奨学基金に基づく卒業生表彰として、学園長から黒木さんに表彰状が授与されました。
表彰式の冒頭では、後輩となる食物栄養学科の1年生に向けて、黒木さんのこれまで歩んできた道のりや物事に対する心構えなどについてお話しいただきました。お話しの最後には学園祖である中村ハル先生の遺訓「努力の上に花が咲く」にちなみ、「皆さんも立ち止まったときには『もう少し』という気持ちで踏ん張ってほしい。そして自分なりのきれいな花を咲かせてほしい」という言葉が送られました。
6月26日(木)には、防衛戦を控えていらっしゃる黒木さん。「再び統一チャンピオンを目指して頑張りたい」という意気込みも聞かれました。
【中村ハル育英奨学基金について】
https://www.nakamura-u.ac.jp/gakuen/donate/foundation.html
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