中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和5年度「大学生アグリスクール 第1講」が行われました

2023年6月5日

5月27日、今年度最初のアグリスクールがJA福岡市との連携事業で開催されました。アグリスクールは農業体験や加工体験等、一連の生産工程等の体験を通じて農業者等と共感することで、学生自ら生きる力を養うとともに、食べものや農業、JAの理解者となることを目的に行われています。

第1講は、大学・短期大学部の学生30名が参加し、始めにさつまいもの定植と玉ねぎの収穫を体験しました。JAの方の指導のもと、さつまいもの苗2,000本を土を被せながら植えました。苗を植える際に竹を使うことや、植えた後も土の上からビニールで覆うなど初めて知ることが沢山ありました。 


玉ねぎの収穫では、スーパーマーケットでは形の揃った調理しやすい玉ねぎを見ることが多いですが、実際は収穫の段階で土もかなりついており、大きさも様々であることが分かりました。このようにさつまいもや玉ねぎがどのように育てられているのかを実際に畑で教えてもらうことで、生産者の方の想いや大変さを体感しました。


次に、2班に分かれ、看板づくりとカレー作りを行いました。看板づくりでは、野菜をモチーフにそれぞれがアイデアを出しながら絵や文字を描き、納得のいく看板を作ることができました。この看板は農業体験を行う畑に設置してアグリスクール活動をPRしたり、野菜の販売体験の際に使用したりする予定とのことです。また、収穫した玉ねぎを使って出来上がったカレーは、頑張った分、野菜の甘みや美味しさを感じることができました。
 

学年学科問わず、農業について興味があり学びたい人が集まっているため、お互いに助け合いながら楽しく活動できました。残り4回もJAや農家の方など、多くのサポートして下さる方への感謝を忘れずに、しっかり学び有効な機会にしたいです。

(レポート) 栄養科学部 フード・マネジメント学科 4年 岡﨑有里子、水口あすか