令和8年度「大学生アグリスクール 」第1講が行われました
令和8年6月7日(日)、本学と連携協定を締結しているJA福岡市とJA福岡中央会の共同により「大学生アグリスクール」第1講が開催されました。
今年度のアグリスクールは大学生33名、短期大学部生1名が受講登録をしており、第1講は大学・短期大学部あわせて33名の学生が出席しました。
このアグリスクールは、若者の農業離れや関心が薄れてきているという課題を解決するための取り組みの一環として、
農業体験や加工体験等、一連の生産工程等の体験を通じて農業者等と共感することで、
学生が自ら生きる力を養うとともに、地元の食べものや農業の理解を深めることを目的として行われています。
【体験内容:田植え】
今回の田植えでは「横綱植え」と言って両サイドから等間隔に印を打たれた紐を引き、それを目印に横一列に並んで手で植えていく方法を体験させていただきました。
地下足袋という農業用の足袋を履いて実際に田んぼに入り作業を行いましたが、田んぼの中は予想以上に深く、足が泥に取られて歩くことに苦労しました。
小雨の降る生憎の天気で手も足も泥だらけでしたが、童心に戻れたかのようで楽しかったです。
特に印象に残ったのは、私たちで約1時間かけて行った田植えが、機械を使うとわずか10分ほどで終わるということです。
実際に田んぼに入って作業をしてみると想像以上に大変で、機械化によって農家の方々の負担が大きく軽減されていることを実感しました。
毎日何気なく食べている米1粒にさえも、途方もない粒粒辛苦の末にできたものだと知りました。
米作りは手間ではあるが、泥の気持ちよさ、普段は当たり前に行っている「立つ」ということのありがたさにも気付くことができました。
苦戦することも多かったですが、手作業でひとつひとつ丁寧に植えたことが美味しさに繋がると信じ、これからの稲の生長がより楽しみになりました。
【講演会:米の情勢について】
近年のお米の情勢を中心に、昔と今のお米の消費量や生産量の違いや、農業の機械化、農家の人手不足についてなど、現在抱えている問題点について、
JA福岡市 富永常務よりお話しいただきました。
米を取り巻く現状や歴史についても学び、政府が行っている減反政策についても学び、興味を持つことができました。
また、福岡市の米生産においては、農薬の使用量が比較的少ないことを知り、安全性や環境に配慮した農業が行われていることが印象に残りました。
普段何気なく食べているお米ですが、生産者の方々の努力や工夫によって作られていることを改めて学ぶことができました。
お金を払うだけで食事が出来ると思わず、“食のありがたみ”を感じることの大切さに改めて気付かされた、とても有意義な一日となりました。


レポート
栄養科学部フード・マネジメント学科
金栗 知穂・松本 颯馬・増田 來美・岩元 さやか
教育学部 児童幼児教育学科
元田 侑希
