中村学園大学・中村学園大学短期大学部

九州食彩共創プロジェクト~Aコープ九州様へのプレゼン発表~

2026年7月6日

4月にスタートした『九州食彩共創プロジェクト』は、各グループの企画商品が、試作、課題抽出、改善を重ね、ブラッシュアップされています。

本プロジェクトは、栄養科学部フード・マネジメント学科および短期大学部食物栄養学科の合同ゼミと株式会社Aコープ九州様との産学連携事業です。一般社団法人全国スーパーマーケット協会が主催する「お弁当・お惣菜大賞2026」において最優秀賞獲得を目指し、学生と企業が連携して商品開発に取り組んでいます。

5月27日、Aコープ九州のバイヤーの皆様の前で、第1回プレゼン発表が行われました。課題や改善点は沢山あるものの、商品のアイデアに「面白い」「商品化したい」などの評価をいただき、学生のモチベーションも上がりました。グループごとに加工する際の懸念点や原価コストを落とす代案などをアドバイスくださり、試作・改善を行うことになりました。

6月24日の第2回プレゼン発表では、改善された商品企画が提案されました。バイヤーの皆さんはさらに詳細に、旬の食材の代用、原価を調整できる材料、かさ増しの方法などのご提案をいただきました。次回は試作品の調理、Aコープ九州様による試食が予定されています。

【参加学生のコメント】
■プロの視点によるアドバイスはとても新鮮で勉強になりました。例えば、衣の色の悩みに具体的な揚げ時間を提示してくださったり、単価が高く製造に時間がかかる商品は「限定販売にしてプレミア感を出す」アイデアをくださったり、高度な調理技術と自分たちでは思いつかない訴求方法に触れることができました。また原価に関する課題には、授業で学んだ真空調理の技術を応用し、液量を減らして原価を抑えることが出来ました。授業での学びに加え、実社会で活きる一段と高い知識と視点を得ることができ、成長につながっていると感じます。
これまでの活動を通して、ただ美味しいメニューを考えるだけでなく、売場のニーズ分析、原価計算、製造現場のオペレーションの負担、安全に持ち帰っていただくための衛生面など、商品化の裏側には数多くのプロセスと計算があることを実感しました。一つのアイデアがどのようにして実際の商品となり、お客様の手元に届くのかという「商品開発の一連のプロセス」を体系的に学び、実践的な力を身につけることが目標です。

フード・マネジメント学科4年 片渕 美結

■私たちだけでは気付くことのできない消費者目線や販売現場の視点から、多くのアドバイスをいただきました。細かなご意見をいただくことで新たな発見があり、商品開発のアイデアをさらに広げることができました。
このプロジェクトを通して、商品開発から販売に至るまでのプロセスを実践的に学び、消費者視点と企業視点の双方を踏まえた商品開発力を身に付けたいと考えています。また、九州の食文化や地域食材の魅力を商品を通して発信し、多くの方にその価値を伝えられるような提案ができることを目標としています。

フード・マネジメント学科4年 藤河 しおん

■このプロジェクトでは、消費者のニーズや商品開発の流れを学び、実際に「選ばれる商品」を考える力を身につけたいと考えています。また、学科の異なる4年生の先輩と活動する中で、自分にはない視点や発想に触れ、柔軟な考え方の大切さを実感しました。商品開発は一人ではなく、周囲とコミュニケーションを取りながら意見を出し合うことが重要だと感じています。今回の経験を通して、多様な視点を取り入れながら、地域の魅力を活かした商品を企画・開発できる力を身につけることを目標にしています。

食物栄養学科2年 河津 みつば