九州経済産業局よりゲストスピーカーをお迎えし「RESASのマーケティングマップを活用したデータ利活用」について学びました
5月26日(火)、九州経済産業局 企画調査課 RESAS調査員の島田啓子様をゲストスピーカーとしてお迎えし、「RESASのマーケティングマップを活用したデータ利活用」をテーマにご講義いただきました。当日は、流通科学部の複数のゼミから約70名の学生が参加しました。
EBPM(Evidence Based Policy Making :証拠に基づく政策立案)とは、勘・経験・思い込みに頼ることなく、統計データを分析した上で合理的に政策を考えていこうとする考え方で、国や地方公共団体においても、当たり前の考え方になってきました。そして、これを実践に活かすためのツールにRESAS(Regional Economy (and) Society Analyzing System:地域経済分析システム)があります。RESASとは、地域のヒト・モノ・カネ・情報の流れを可視化し、現状や未来、強み・弱みを把握することができるwebサイトであり、国や地方自治体はもちろん、企業の現場でも使用されているツールです。
今回は特に、生産・消費地分析や事業所立地分析を行うことができる「マーケティングマップ」という新機能に焦点を当ててご説明いただきました。この機能の活用方法について、具体的な分析例を交えながら紹介されました。 そのほかにも、データ活用の重要性やRESASの特徴、操作方法、RESAS以外のデータベースの活用についても幅広く解説いただきました。
学生たちは、自身のパソコンなどを使って実際に操作し、滞留人口メッシュ分析などを体験しました。データをそのまま受け取るのではなく、違和感を持った時には、自ら確かめていくことへの理解を深めました。データを活用しながらも、実際に現地で確かめながら地域を読み解く姿勢は、本学の建学の精神である「理論と実際の統合」とも重なります。
また、RESASを活用した「地方創生☆政策アイデアコンテスト」は10年以上開催されています。本学流通科学部からも今年度も応募を予定しています。今回の講義で得た知見が、地方創生に資する政策アイデアにもつながることが期待されます。
