グローバル教員養成プログラム(G-TEP) メルボルン研修(第2期)
教育学部 児童幼児教育学科では、多様な経験・視点から望ましい日本教育の発展に貢献できるグローバル教員を養成するために、グローバル教員養成プログラム(G-TEP)を実施しており、第2期のメンバーがメルボルン研修を行いました。
2026年2月22日から3月8日の約2週間、オーストラリアのメルボルンで現地の子どもたちと関わり、本当に多くの学びを得ることができました。
現地では、2校の小学校で「わらべ歌」と「文様」の授業を行いました。7人の仲間と共に1年近くかけて教材研究や指導案の作成に取り組み、渡航前から準備を重ねてきました。本番では、三味線の演奏を披露したり、文様を楊枝で彫ってスタンプ絵葉書を作成したりするなど、どのメンバーにとっても新たなことへ挑戦する機会となりました。また、親睦を深めるために獅子舞パフォーマンスにも挑戦しました。日本で教育実習をした経験がない私たちにとって、子どもたちの前で授業を行うのは初めての経験でした。さらに、オーストラリアに住む子どもたちに「英語」で教える状況であったため、子どもたちの意見を十分に引き出すことが難しい場面や、子どもの発達段階をうまく捉えきれないといった課題も見られました。それでも、伝えたい内容の本質は何かを常に意識しながら、毎授業後に仲間と振り返りを行い改善を重ねていきました。その積み重ねのおかげで、回を重ねるごとに子どもたちに届く授業になっていった実感があり、大きな手ごたえを感じました。
また、日本人学校や土曜補習校にも訪問し、オーストラリアで日本の教育を受けている子どもたちと関わる機会もありました。海外にいながら日本語や日本文化を大切に学んでいる姿に触れ、日本の教育が持つ役割や意義について改めて深く考えるきっかけになりました。
そして、4日間のホームステイでは、現地の家族と一緒に生活をすることで、オーストラリアの日常や価値観を肌で感じることができました。日本食を作ってご馳走したり、折り紙を一緒に折ったりして、自ら日本の文化を伝える経験もでき、とても新鮮でした。この生活を通して、異なる文化を持つ人たちと分かり合い、尊重し合うことの大切さを実感できたと思います。
今回の研修は、日本とオーストラリアの教育を比較しながら、日本の教育について改めてじっくり見つめ直す貴重な機会となりました。この経験を今後の大学生活や教育実習、そして将来教員となったとき、子どもたちと向き合う際にしっかり活かしていきたいです。
教育学部 児童幼児教育学科2年 井上 心瑚
①三味線でさくらさくらの生演奏に聞き入る子どもたち
②文様クイズで積極的な挙手
③手作り獅子舞のパフォーマンスに興味深々
④好きなモチーフを版に彫り、絵葉書にスタンプ
