中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「食の循環型学習」食物栄養学科の取り組み

2023年6月7日

調理室から食物栄養学科の学生が運んできたのは、調理実習ででた生ごみです。

 
 
 
 
 
 
1回の調理実習では、約3キロの生ごみがでます。
食物栄養学科では、この調理実習からでた生ごみをコンポストでたい肥化させ、大学の中庭にある農園等で活用する取り組みを行っています。

 
 
 
 
 
 
学生たちはこの取り組みについて、「ナカムラに入学しなかったら、こんな経験はできなかったと思う」「食が環境に与える負荷について考えるようになった」と話していました。

中庭にある農園では、自生のツワブキ、ビワ、月桂樹などを収穫しました。収穫した野菜は学生が運営する4号館食堂の献立に取り入れて活用しています。ツワブキは佃煮に、ビワはビワゼリーとして提供し、大変好評でした。

 
 
 
 
 
 
 
収穫後の畑には、コンポストで作ったたい肥をまぜ、学生たちは土づくりから経験しました。
この畑には、学生と付属保育園の園児たちでサツマイモやトマト、キュウリを植えました。今後も園児たちの「食育」の活動として観察、収穫を予定しています。

「調理」、「たい肥化」、「栽培」、「収穫」、そして再び「調理」へと、学生たちは、食の循環について実践的に学びを深めています。

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