韓国・東元大学校短期研修 食物栄養学科 仁後亮介 講師による特別講義が行われました
1月12日(金)、韓国・東元大学校の研修生に向けて、「柳川の食を知ろう!~フィールドワークに向けて~」というテーマの下、本学食物栄養学科の仁後亮介講師による特別講義が行われました。
講義では初めに、柳川市の概要、農業、観光業、特産品についてご説明があり、研修生たちは次の日(13日)にフィールドワークで訪れる柳川市の特色についての理解を深めました。また、仁後ゼミでは「柳川市の食材を活かした食開発」の活動を行っており、これまでメニュー開発をした様々な献立についてもご紹介がありました。
今回使用した柳川産の食材は、特産品の「焼き海苔(柳川市水産振興課提供)」、通常のジャガイモと比較すると少し固い「新開じゃがいも(柳川むつごろう会提供)」、「とうもろこし(柳川むつごろう会提供)」、「あまおう(いちご)」です。
この日は、これらの食材を使用し、調理のポイントを説明しながら全3品を示範しました。柳川のジャガイモ・とうもろこしピューレを使った「柳川ハッシュドポテト」、柳川の海苔をたっぷり使った「柳川海苔パスタ」、柳川のイチゴ「あまおう」を乗せた「豆腐のチョコレートムース」が次々と出来上がりました。
調理の中で、「パスタを茹でる際はお湯の量に対して1%の塩を入れると美味しく茹で上がる」「必ず味見を行った後に盛り付けをする」などのポイントについてもご説明いただきました。
受講した研修生たちは、普段見慣れない日本での調理示範に興味津々で、先生の説明に熱心に耳を傾けており、調理後には多くの質問が挙げられました。
研修生からは、「柳川について知識を深めることができた上に、日本の料理や調理法についても学ぶことができ、新鮮で楽しかったです」「特に豆腐のチョコレートムースは、豆腐が入っていることが全く分からない上に、通常のムースよりも濃厚さが感じられたことが驚きでした。凄く美味しかったです」「明日の柳川でのフィールドワークが更に楽しみになった」という感想が聞かれました。
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柳川のジャガイモ・とうもろこしピューレを使った「柳川ハッシュドポテト」
柳川の海苔をたっぷり使った「柳川海苔パスタ」
柳川のイチゴ「あまおう」を乗せた「豆腐のチョコレートムース」