中村学園大学・中村学園大学短期大学部

学生への支援

学修に関する支援

授業について

コロナ禍当初の緊急事態宣言下においては、「学生ポータルサイト(UNIPA)配信によるWEB授業」を開講いたしました。また、Teamsを活用し、教員-学生間、学生同志のコミュニケーションを図ってきました。
現在は、徹底した感染対策を講じた上で可能な限り対面授業を実施していますが、これまでの2年間で培ってきた WEB 授業の良さも活かしつつ、対面授業とWEB授業が併用して行われています。

ICT環境について
  • ❶コンビニプリントサービス

    大学への入構が制限される等の影響の中、プリンタが自宅にない、大学のPC教室まで来ないと印刷が出来ない、等の声を受け、セブンイレブンにて無償で印刷できるサービス「コンビニプリント」の提供を実施しています。
  • ❷Teamsによるチャット問い合わせ窓口の開設

    大学への入構が禁止となり授業がwebにて行われる期間、従来は窓口で受け付けていたパソコンに関するトラブル相談や、お困りごと等のお問い合わせを、Microsoft Teamsのチャットでも相談可能としました(従来のメールや電話での対応も継続)。
    お問い合わせの際は、メッセージのやり取りをはじめ、ビデオ通話(音声のみの通話も可)や画面共有(学生画面を確認しながらの対応)等が可能となりました。
  • ❸動画によるPC講座(Windows、OneDrive、Word、PowerPoint編)の展開

    パソコン操作の初期教育について、大学に来ることが出来ない場合でも自宅等で閲覧出来るよう、Windows10の基本操作、OneDriveの操作方法、および論文作成に役立つWord講座、論文発表に役立つプレゼンテーション講座等について、動画を作成し公開しました。
  • ❹ICT環境整備に関する支援

    コロナ禍当初の大学の入構制限体制下において、ICT環境がすぐに整えることが出来ない学生に、ノートパソコンおよびポケットWi‐fi(ルータ)の無償貸与を行いました。また、N-note1台あたりの容量制限を超えた通信について、1GB単位での無償追加を実施しました。これにより、WEB授業の実施へスムーズに対応することが出来ました。現在はすべての学生に対してN-note必携化が完了しています。
コロナ対策を講じた就職支援について

オンラインと対面のハイブリッドでの就職支援を行っております。
Microsoft Teamsを使用して、オンラインでの進路相談や模擬面接、履歴書添削を行っております。
また、対面で就職支援する際は、飛沫防止のパーテイションや消毒液の設置、マスクの着用など万全の対策を取り、いかなる場合においても就職支援を継続して行える環境を整えております。

学生生活に関する支援

食に関する支援
  • (令和2年9月実施) 食育館食券配布

  • 一汁三菜ランチ(一汁三菜弁当含む)無償提供

    本学では「食の中村」ならではの支援策として、学生食堂「食育館」にて『一汁三菜ランチ・弁当』およびベーカリー「アステックス」にて『ランチセット』の無償提供を実施しました。

    (実施期間:令和2年10月~令和4年1月)

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    上記食券配布の第2弾として、11/10(火)から、学生証提示で一汁三菜ランチまたは一汁三菜弁当が無料となります。この取組は令和2年度末まで行われます。無償提供には必ず学生本人の学生証の提示が必要です。
  • 食糧支援

    本学ではコロナ禍において、週に1度、学生へ食糧支援を実施しました。コロナ禍で世帯収入やアルバイト収入が減少し、経済的に困窮している学生への、「食の中村」ならではの取り組みです。フードバンク様、大学・短大同窓会、本学の教職員のほか、地域の飲食店やJAなど多くの団体・個人の方から支援をいただき、実施されました。また、配布する食材を使った栄養価の高いおすすめレシピ動画を配信し、食育推進委員会の活動も連動して展開いたしました。

    (実施期間:令和2年6月~令和4年1月)

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サークル活動
  • 各所属団体などの指針に基づき、新型コロナウイルス感染予防対策を提出し、許可されたサークルのみ活動しています。学生生活において、学修だけでなく課外活動を通じても成長してほしいと願っており、大学は安心安全な活動を支援しています。令和2年度のコロナ禍当初は、学生の入構制限やサークル活動の制限により、新入生のサークル加入数が激減しました。新入生にサークルを知ってもらうために、学生ポータルサイト(UNIPA)を利用した「サークルマッチンシステム」を稼働し、新入生とサークル代表者を繋げ、質問や体験入部が円滑に実施されました。
学生寮
  • 学生寮は基本的に1年目は2人部屋としており、インフルエンザ等の感染症による体調不良者が出た場合、部屋を移動して隔離するなどの対応をしていましたが、寮生のリスク回避を目的に、希望者には1年目であっても1人部屋とする対応を行っております。1人部屋となることで寮費は変更となりますが、希望者全員の要望に応えております。
    また、通常は年度途中の退寮は認めていませんでしたが、新型コロナウイルスの感染が気になる学生には、退寮を許可しています。
学生相談室
  • Web授業の実施や学生の入構禁止などの行動制限から、学生相談室へのメールや電話での問合せ件数が倍増し、対面授業開始後は来室学生も急増したことを受け、カウンセラーを増員しております。また、今後さらに体制を強化していき、学生の皆さんの気持ちに寄り添い、少しでも不安や悩みが和らぐよう支援して参ります。

経済的な支援

本学独自の給付金

令和2年度、および令和3年度、新型コロナウイルスの影響により生計維持者(親権者)の家計が急変し、学業の継続が困難になった学生に対し、本学独自の特別給付金を拡張し支援を行いました。

文部科学省「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』

令和2年度、新型コロナウイルスの影響により学生本人のアルバイト収入が半減した学生に10万円又は20万円が支給される制度が創設され、本学も積極的に取り入れ、大学生582名(総額6,740万円)、短大生171名(総額2,080万円)が給付されました。

SJ(スチューデントジョブ/臨時アルバイト)雇用

新型コロナウイルスの影響によりアルバイトができなくなった学生に向け、経済支援策の一環として学内の消毒作業や感染予防パーテーション作成、食糧支援補助などの臨時アルバイトを募集し、雇用促進をいたしました。引き続き、学内での雇用機会の創出に努めています。